2009年03月02日

生活の中に生かされてこそ

川瀬敏郎さんの花は“なげいれ”と言われるものです。川瀬さんはこの“なげいれ”が現代の生活の花として最もふさわしいとおっしゃっています。それは型や約束がない自由な花だからです。

「現代の生活空間は多様化し、一人一人の個性あふれるライフスタイルが生み出されている。型にとらわれず、自在に己が心を写すなげいれは今、もっとも求められている花の姿」
(『花は野にあるように』川瀬敏郎著 淡交社より)

“なげいれ”は奥が深そうですが、生活の中の花としてシロウトの僕にも入りやすいふところの広さも感じます。

「なげいれは、どこまでも生活の中の用の美を貫いた花。花の芸術性ではなく、生活の中に生かされてこそなげいれです」
(『花は野にあるように』より)

生活の中の花は、芸術性や造形性を追求するものではなく、花の美しさに触れたり、喜びを感じたりできればいいのですね。


posted by 林 まさみつ at 00:00| Comment(0) | 花道家のコトバから学ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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