2009年06月22日

花の器 1

花の器、花籠をつくっていますので、花道家の方が器についてどのような考えを持たれているのか大変気になります。

白州正子さんの『花日記』(世界文化社1998年)からです。

「花の命はしっかりした器を得て、はじめてそこに静と動、不易と流行の、完全な調和が生まれる。極端なことを言えば、器あっての花なのだ」

「もちろん花をいけるときは、花器が大いに物をいう。私の場合は、花器が師匠であった。器を見たときに、花の形はきまっている」
(『花日記』白州正子著より)

「器あっての花」、ちょっと言いすぎでは?と思ってしまいますが、白州さんの言葉はきっぱりしていますね。


ラベル:花籠 花器
posted by 林 まさみつ at 00:00| Comment(0) | 花道家のコトバから学ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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