2009年11月02日

花と芸術について 4

「この国の美意識の根幹は、真・行・草でいえば<草>にあり、しかも草こそが<真>であることを宣言したのが千利休の侘び茶だと思います。野に咲く一輪の野菊が床の間に迎えられ、器とともに飾られることで神聖なものになる。どんな名もなき花にこ神が宿ることを思いだしたのが、侘び茶の湯の花のもたらした革命です」
(『別冊太陽 四季の花手帖2』)


川瀬敏郎さんの言葉ですが、前回の雑草いけばなにも通じますね。飯尾一渓さんの美しい言葉があります。

「何げない雑草にも
我々と手をつなぐとき
そこに詩が生まれ
美が生まれ
価値が生まれる
自然をそこなうことなく
理解と愛情を持ち
よかれと願うこと
それ自体が雑草いけばなとなる」
(『季寄せ―雑草いけばな』講談社)


posted by 林 まさみつ at 07:10| Comment(0) | 花道家のコトバから学ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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