器に許され、認められ、喜んでもらえる花をいけたい。
意志があると思わせる器の魔力である。
(『一花一葉』アジェット婦人画報社 平成11年11月11日)より
こんなふうに思って花をいけられている人もいるのですね。花に、いける人に認められ、喜んでもらえる花かごをつくりたい。
小さきものへの憧憬と畏怖
花を見つめるとき、その大きくとらえた姿の美しさとは別に
細部のおもしろさがみえてくる。小さな花、私の見つけた小さな部分を表現することにあこがれた。
(『一花一葉』アジェット婦人画報社 平成11年11月11日)より
小さな花の一輪一輪もよく観察するととても美しい。そんな小さな花をクローズアップしていけることもひとつのあり方だと思います。「草木染創作花かご」の中にもミニチュアシリーズがありますが、まさに「小さきものへの憧憬と畏怖」です。
ラベル:工藤亜美