2.水揚げする。―花の新鮮さを長持ちさせるコツ
「花の師匠は花の医者なり」はどの花伝書の言葉だったかしら?花の元気を保つ、元気にさせるためのコツ。それは秘伝だったりもする。それぞれの教え、それぞれの工夫、それぞれが信じている方法がある。でも本当の基本は、花をいじくりまわしていじめないこと。きれいなたっぷりの水、きれいな切り口。…水切りは忘れず。
(『一花一葉』アジェット婦人画報社 平成11年11月11日)より
水揚げは水切りだけでやっています。できればよく切れるハサミで花を切った直後に水切りをしておくといいのでしょうね。僕は、ある人がカゴ作りに使っていたハサミをもらい受け、使っています。竹ヒゴをザクザク切っていたものです。