2011年02月28日

悲しみは美に変わる

職人の言葉を聞きたくなって、『のたうつ者』という本を読みました。著者は左官職人挾土秀平。土壁職人として注目されている人です。熱く情熱的に生きたいと思っている人におすすめの本です。

印象に残った言葉
「苦しい体験はなかなか忘れられるものではない。だが、だからこそ、オレたちは美しいものが表現できると思う。悲しみは美に変わりうると考えているからだ」

逆境の中で腕を磨き、自分の道を見出してきた挾土さんの実感のある言葉。根拠はないのですが、本当にそうだなと共感できます。

もう一つ印象に残った言葉
「身近な建築素材を使って、人間の持つ小さな技能を積み重ねて…」

精神の健康な職人をイメージさせる言葉です。小さな作業のその中のわずかな違いに心配り、それを積み重ねていくと、いつかいい仕事ができるようになる。そういう願いのような言葉です。

美しい言葉に触れられてよかった。


posted by 林 まさみつ at 19:10| Comment(0) | 花籠づくり工房雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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