
大分のあい・むっからさんでえあま展が始まりました。
2013年11月20日〜30日までです。
かごについてお話しをすることになり、レジュメをつくりました。
竹の特長
1様々に変化する材質
2安心安全な素材
3環境負荷の少ない優等生
1様々に変化する材質
太く、細く、力強く、繊細に、厚く、薄くと様々に加工することが出来る。
2安心安全な素材
古くから生活の中で、食のまわりで使われて来たことからも裏付けられます。
3環境負荷の少ない優等生
・竹は成長が早く2〜5年で材料として使えます。
・竹は伐っても地下径で生きているので又生えてきます。
・竹は国内自給出来る数少ない天然素材です。
・竹林はCO2を吸収します。
・竹は土に帰すことができ、また焼却しても有害物質を出しません。
青竹と白竹の違い
青竹は伐ったままの竹。白竹は青竹をお湯で煮て天日に2週間ほど晒した竹。お湯で煮る目的は、竹の中の油分や養分を排出させ、表面の汚れを落とすこと。その結果、竹の保存性が良くなり、表面が美しくなります。
青竹のかごは養分が残っているため、新しい間はカビが生えやすいですが、使っているうちに、生えにくくなります。
輸入のかごとの違い
輸入のかごも様々な素材のものがあり、一言ではいえませんが、日本固有の真竹は、竹質が良く、耐久性に優れ、何と言っても美しい。そして、最も重要なことは、国内の、大分の竹や竹かごを使うことは竹林の保護に繋がり、国や大分や身の回りの自然を守ることに繋がります。フェアトレードも大切ですが、循環型社会への参加も大切ではないかと思います。